『夜の神話』
著者/ たつみや 章
発行/講談社
「わ!ながの」の仲間 「本屋寄り道」のまちいちゃんからのオススメ本を紹介します。
自分自身の心の闇の部分を確認しながら
今、まさに福島第一原子力発電所で、
収束に向けて必死の作業をされている方々に
強く思いを馳せて読みました。
しかし、この本が8年前に書かれていたとは・・・。
人間の作り出した技術が決して超えられないもの。
例えば大いなる自然や宇宙の力、
科学では照明できない不思議なことがら、
古くからの言い伝えなどに耳を傾け、
いまいちど思い返してみよう。
子どもたちと一緒に読みたい一冊です。
【あらすじ】
都会から田舎に引っ越してきた小学生のマサミチが、
神社にあったまんじゅうを食べたところ、“神さまや、木や鳥たち”と話ができるように。
まんじゅうは、人間の心の闇鬼(アンキ)=「欲」に気付かせ、
追い払うことができるよう、神様がおいたものだった。
次第に命の大切さを知っていくマサミチ。
そんな時、マサミチのお父さんが働いている『原子力発電所』では非常事態が発生!
月ウサギの姿となったマサミチと、自然の神さまたち、お父さんたちは、
どうやって原発事故を防ぐのか?
夢のような冒険の後、原発で働いていてヒバクし、
命を落としてしまったお父さんの友人「スイッチョさん」が、
マサミチに残してくれた“希望の種”とは?