3/12、前日の大地震発生&福島原発事故で、
予定通り開催するかどうか検討しましたが、
「こんな時だからこそ」と予定通り
お山の発電所と薪窯パン屋さんの見学会を行いました。
まずは長野森林資源利用事業協同組合さんの
「
いいづなお山の発電所」の見学に。

山と積まれた木材や木屑。
定期メンテナンス前の時期だったので、
これでも量はかなり少ない状態だそうです。

手前が木材を粉砕してチップにする機械。
右側に燃料となるチップが山になっています。

チップ(燃料)の投入口。ここからコンベアーでボイラーに供給されます。

こちら中央がボイラー本体。
下部でチップを燃やし、その熱で供給された水を蒸気にして、
発電タービンを回す仕組みです。
基本的な原理は、石炭や石油、天然ガスを使う火力発電所と一緒なんですね。
違うのは燃料が木質のチップだということ。
その原料は、地場の間伐材や流木、建築廃材から剪定枝まで、
いろんなものがミックスされて活用されています。
24時間稼働で、休むのは年一回の定期メンテナンスの20日程度。
稼働率95%と高率で、毎時1300kW程を発電。
生まれた電力は中部電力の送電線を経由して、
企業など大口需要家に販売されているそうです。
国の法制度=電力自由化が中途半端なため、
近隣に住む私たち一般家庭が直接買えないのが残念!
つづいて車で5分ほどの薪窯パン屋「
ベッカライ麦星」さんへ。
(『ベッカライ』はドイツ語で「パン屋さん」のこと。英語だと「ベーカリー」ですね)
焼き上げの温度管理が容易な電気オーブンがほとんどのパン屋さん業界にあって、
あえて原発の電気を使うのは避けたいと、
薪窯でのパン焼きで昨年オープンしました。

自作の薪窯を前に、オーナーのヒロさんこと鈴木寛さんが説明。
「原発の電気を使うのは避けたい」とはじめた石窯焼でしたが、
やってみると熱の伝わり方が異なるためか、
電気オーブンより美味しく、
外側はしっかり、中はしっとりの焼き上がりになるそう。
って、もちろん参加者一同、試食を頂いて、納得!
もちろん使っている薪は、地元の森林組合から購入しています。
ベッカライ麦星で、まもなくオープン予定のカフェエリアで、
小田切隆一による自然エネルギーミニ講座と懇談会。
(※追記:カフェは4/15オープンしました。ランチセットもありますよ♪)
当然、話は福島原発の事故にも。
そこに1号機の水素爆発の速報が入ってしまいました。
原子力エネルギーの不安と恐怖。
その一方で悠久かつ新しいエネルギーを今日眼の前で観てきたからこそ、
希望を失わずにお話しができました。
最後に、
丸山祐一郎さんとこやまはるさんの演奏。

麦星のパンのように“しっかりとしながらしっとりとした”音色と歌声で、
人から人への波動エネルギーを送ってくれました。
この瞬間に、一緒に居られたことに感謝!、一緒に感じて考えられたことに感謝!